【介護夜勤は何をしている】知っておきたい夜勤の仕事内容

「介護夜勤って何をしているんだろう。忙しい?それとも暇?」介護夜勤をまだ経験していないひとは、夜勤中に何をするのかわからなくて不安ですよね。

この記事では、介護夜勤者が勤務中に何をしているのかについて詳しく解説していきます。

食事の介助や就寝起床の介助など、施設利用者の生活全般を支える大切な仕事ばかりです。介護夜勤未経験者の方にとっては、夜勤についてよくわかる内容なので、ぜひ最後までご覧ください。

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介護夜勤の仕事内容

介護夜勤の仕事内容は多岐にわたります。慣れていないうちは頭が回らずに混乱することも多いですが、数をこなすうちに自然とできるようになりますよ。介護夜勤の仕事内容は以下の通りです。

・食事の準備をする
・食事の介助をする
・服薬の介助をする
・就寝の介助をする
・施設内の巡回をする
・起床の介助をする

ほとんどの施設でこれら仕事を担当することになります。夜勤未経験の方は、あらかじめ仕事内容を知っておくことでスムーズに夜勤ができるようになりますよ。

食事の準備

食事の準備は、夜勤介護に出勤後最初に施設利用者と接触する仕事です。16:00に出勤して申し送りをした後に18:00から食事になります。食事の準備は、利用者がスムーズに夕食を食べられるかどうかがかかった非常に重要な業務です。

施設によって夕食の準備は夜勤担当だけで行うところと、日勤担当者と一緒に行うところがあります。気になる方は、夜勤を迎える前に上司に聞くなどして確認しておきましょう。夜勤担当者は出勤して申し送りが終わり次第食事の準備をします。

ここで施設利用者と円滑なコミュニケーションを取れれば、他の仕事もしやすくなりますよ。

食事の介助

食事の準備が終わると、次は食事の介助をします。利用者の中には食事をひとりで食べられないひともいますので、ひとりひとりに目を配ることが大切です。たとえば、利用者の中には食事の前にトイレの介助を必要とするひとがいます。

食事を食べるスピードもひとりひとり異なるので、早い人と遅い人の両方に気を配らなければいけません。食事の介助は利用者が栄養不足にならないためにも大切な業務です。全員が自力で食事をとれるわけではありません。

ひとりひとり介護度が違いますので、

全員に目を配ってしっかり食事を食べてもらうようにしてください。

服薬の介助

介護夜勤の仕事には、服薬の介助があります。介護施設の利用者は薬を服用しているひとが多いので、介助をしてあげて飲み忘れや飲みすぎがないようにしましょう。薬の服用は命にかかわるので、だれがどんな薬を服用しているのかを忘れず確認してください。とくに内臓が弱い方は、ぬるま湯で薬を飲む必要があります。まちがって冷たい水で薬を飲ませないよう、利用者に確認してから服薬介助をしましょう。

介護夜勤には服薬の介助があります。介護施設には薬を服用している利用者が多いので、

ひとりひとりの体調や薬の名前、量などをしっかり確認してから介助してあげてください。

就寝の介助

就寝介助も夜勤担当者の大切な業務です。就寝介助は慎重に行わなければ、利用者がベッドから落ちてけがをすることもあります。就寝介助は利用者がベッドに入るお手伝いだけでなく、他にもやることが多いのです。たとえば着替えから歯磨き、トイレの介助や服薬など就寝前の行動すべてをサポートします。そのため夜勤業務の中でもとくに体力を必要とするのが就寝介助です。

就寝介助は利用者の1日を無事に終わらせてあげる大切な仕事です。

利用者とコミュニケーションを取りながら、ぜひ円滑な就寝介助をしてあげてください

施設内の巡回

施設内の巡回は、利用者が就寝してから行う業務です。体調に不安のある利用者が多い介護士施設では、夜勤担当者が巡回することで容体の急変や、眠れないひとがいないかを確認します。巡回は廊下を巡回するだけでなく、利用者の居室まで入ってしっかり眠れているかを確認することがポイントです。利用者の中には眠っているときに部屋に入られたくないというひともいますが、安否の確認は大切な仕事になります。

事情を説明して部屋の中に入ることを納得してもらいましょう。施設内の巡回は、利用者に異変がないかを確認する大切な仕事です。巡回の頻度は1~2時間に1回となりますので、

複数人で夜勤をしている場合は交代で巡回したり、フロアごとに手分けしたりするといいですよ。

起床の介助

起床介助は、利用者がベッドから起きるのを手伝ったり、その後のトイレや着替えなどを手伝ったりします。利用者の中には起床時間が早いひともいるので、他の利用者を起こさないように部屋の外へ行って話し相手になってあげるなどしましょう。起床時間は、一般的に5:00の施設が多いです。しかし早いひとであれば4時台から起床していることもあるので、巡回中に確認しておくといいですよ。6:00には朝食になるため、起床介助は素早く行う必要があります。

起床介助は、利用者に気持ちよく1日を過ごしてもらうためにも大切です。忙しくて大変な業務ですが、夜勤業務はここを乗り越えればあとは食事と引継ぎで終了になるので、頑張って乗り越えましょう。

介護夜勤は暇な時間に何をしている?

介護夜勤は何もトラブルがなければ、利用者の就寝中に暇な時間があります。暇な時間にな介護職員が何をしているのか気になりますよね。暇な時間には以下の作業をしていることが多いです。

  • 事務作業をする
  • 緊急時隊が起こったときに備える
  • 一緒に夜勤をしている同僚と会話する
  • 仮眠をとる

暇な時間をうまく使うことによって、夜勤に慣れることや同僚とのコミュニケーションを図ることができます。以下で1つずつ解説していきますので、参考にしてください。

事務作業をする

介護夜勤で暇な時間にやることは、事務作業です。利用者が就寝するまでは、常に一緒にいて身の回りの世話をしてあげる必要があるので、事務作業は後回しになります。深夜になれば事務作業に取り掛かる時間が取れると考えてください。

事務作業の内容は、議事録を作成したりケアプランの見直しをしたりです。また、その日の勤務中に気づいたことや利用者の異変があれば、介護記録に記入する必要があります。介護職員が夜勤中に暇な時間ができたときは、たまった事務仕事をしています。日中は利用者の世話をするため、みんなが寝静まって一段落着いた後で議事録の作成やケアプランの見直しなどをするのです。

緊急事態が起こったときに備える

夜勤介護中に暇な時間ができたときは、緊急事態が起こったときに備えることもあります。とくに慣れていないは夜勤初心者の場合は、緊急事態が起こったときに何をする必要があるのかしっかり確認しておきましょう。たとえば、利用者の体調が悪化したときにはAEDを使う必要があります。救急車の呼び方や夜勤をしている看護師、医者がいないかを事前に確認することも大切です。

いざ緊急事態が起こったときに、頭が真っ白になって何もできなくなることだけは避けるようにしてください。夜勤介護中に緊急事態が起こることを想定しておくと、万が一緊急事態が発生しても冷静に対処できますよ。

夜勤の経験が少ない介護職員は、先輩が経験した緊急事態の対処法を聞くのもいいでしょう。

一緒に夜勤をしている同僚と会話する

介護夜勤が暇な時間は、一緒に夜勤をしている同僚と会話するのもいいですよ。普段忙しかったり、シフトが合わずに顔を合わせる機会が少なかったりする同僚がいれば、コミュニケーションを図るチャンスです。夜勤は日勤と比べるとコミュニケーションが少ないですが、それでも一緒に働いている同僚や看護師などがいれば仲を深めることが理想です。

普段は聞けない仕事に対する考え方やプライベートの過ごし方などどんな内容でもいいので、同僚と会話する機会を持ちましょう。暇な時間に同僚とコミュニケーションを図るのは、今後も同じ職場で働くのであれば非常に有意義なことです。

忙しいときやひとが多いときには話せないことでも、夜勤中なら話しやすくなりますよ。

仮眠をとる

夜勤中に暇な時間ができたときは仮眠を取れます。夜勤は長時間勤務なので、休めるときに休まなければ体力が持ちません。しばらく何もなさそうだなと感じたら、1~2時間くらいの仮眠を取るようにしましょう。労働基準法でも休憩を与えることが決められています。

8時間働いたら最低でも45分の休憩を与えなければいけません。8時間以上働かせたときは最低でも1時間の休憩が義務付けられています。日によっては緊急事態が発生して仮眠が取れないこともありますが、可能な限り仮眠時間を確保してください。

無意識のうちに疲労が蓄積すると、今後の勤務にも悪影響が出てしまいます。

介護夜勤者は利用者の世話や事務仕事をしている

介護夜勤者が勤務中に何をしているのか見てきました。介護夜勤者がしている仕事内容は以下の通りです。

・食事の準備をする
・食事の介助をする
・服薬の介助をする
・就寝の介助をする
・施設内の巡回をする
・起床の介助をする

介護夜勤は、利用者が生活している日中であればやることが多いですが、就寝時間の後は少し余裕が出てきます。初めは覚えることが多く大変ですが、慣れてくれば夜勤中の緊急事態にも冷静に対応できるようになりますよ。

ぜひ夜勤の業務を経験して、介護職員として成長してください。

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この記事を書いた人

Iharaのアバター Ihara 運営者

15社以上のオウンドメディア・コンテンツの企画・戦略設計の経験を持つマーケティングアナリスト。大学在籍時に中小企業診断士一次試験突破。ASO・SEOを中心に活動しており、アプリ・インフルエンサーマーケティングにも精通がある。
介護・看護職のための単発バイトメディア「カイテク・メディア」の編集長。
介護・看護職のよりどころ「ケアマガジン」の運営者。

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