【看護師の副業】単発バイトで人気のワクチン接種！仕事内容や給与を解説

現在、看護師の方々の中で副業を検討されている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか？近年、政府が副業を推奨していることもあり、看護師の副業を認める就業先が増えてきました。特に忙しい看護師の方々に人気があるのは単発バイトです。その中でも特に人気のある仕事は「ワクチン接種」です。

今回では、単発バイトで人気の「ワクチン接種」について、その仕事内容や給与などを解説していきます。

これから単発バイトを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

看護師に人気の単発バイトとは

単発バイトとは、通常の長期契約のバイトとは違い、数時間や1日、1週間程度の短い期間での契約をして働くバイトのことです。単発バイトの種類は様々なものがあり、最短1日から働けるので、主婦や学生は勿論、本業を持っている方の副業にも人気があります。

この日のこの時間だけ人手が欲しい企業側と、この日のこの時間は予定が空いているので働きたいと希望しているワーカーとで条件があった時に働けるので、企業側にとっても、働く側にとってもメリットがあります。そんな単発バイトでは、資格保有者限定の高時給バイトが存在します。

看護師資格を保有している方の需要は多く、看護師や准看護師、医療系、介護系の資格保有者限定の単発バイト求人サイトやアプリも増加しています。

看護師の単発バイトでワクチン接種がおすすめな理由

看護師の単発バイトには様々な種類の仕事があります。その中でも、ワクチン接種がおすすめなのはどのような理由があるのでしょうか?

単発バイトでのワクチン接種は高時給

看護師の単発バイトでワクチン接種がおすすめな理由の1つに高時給が上げられます。通常、看護師のバイトでの時給は1300円～2000円ですが、単発バイトでのワクチン接種では時給が2000円以上に設定されていることが多く、高い所では3000円を超える所もあります。

単発バイトなので自分の都合で探せる

ワクチン接種は単発バイトや、短い期間での募集が多いため、自分の都合に合わせて仕事を探すことができます。

1日だけや、数日だけ、数時間だけなど、働き方も選べるところがあるので、子育て中の方や扶養内で働きたい方にとっても働きやすいのではないでしょうか。

ワクチン接種単発バイトの仕事内容

ワクチン接種の単発バイトでは、スタッフの人数が不足していることから、看護師の資格と経験を持つ方の求人が広く募集されています。とくに、新型コロナウイルスは感染拡大を防ぐために5類移行後もワクチン接種は行われています。単発バイトでは、接種会場での勤務が多いため、ここではワクチン接種会場での仕事内容を解説していきます。

ワクチン接種希望者の問診表確認

ワクチン接種希望者は問診表の記入をされています。受付で問診表の確認をしますが、人手が足りない場合は受付での問診表確認業務を担当することもあります。

注意して確認しておきたい点は以下になります。

• ワクチン接種を受ける本人の問診表である ご家族と一緒にワクチン接種を受けることがある場合、間違えてご家族の問診表を持ってこられる場合もあります。必ず、氏名、生年月日等の確認をします。
• 前回までのワクチン接種記録と反応の有無 ワクチン接種は前回受けたワクチン接種から決まった日数の間隔を開けなければいけません。コロナワクチンでは、前回接種から3ケ月以上の間隔が必要とされています。また、今まで受けたワクチン接種の中で、アナフィラキシーや副反応の有無を確認します。
• これまでの既往歴や疾患 これまでの既往歴や現在治療中もしくは患っている疾患の有無を確認します。疾患やアレルギーによっては、ワクチンを受けることができないこともあります。

医師の問診補助

ワクチン接種会場では、ワクチン接種だけが仕事ではなく、分担して作業を行います。ワクチン接種前に医師の問診がありますが、問診のサポートへ回る場合もあります。問診の補助や資料確認などを行います。

ワクチンの分注や充填

基本的には薬剤師の方が管理されていますが、自治体や人手不足から看護師がワクチンの分注や充填業務にあたることもあります。ワクチンによっては希釈の必要なものがあります。希釈をしたのち、シリンジへ分注します。希釈の必要ないものは、そのままシリンジへ充填します。

ワクチン接種

ワクチン接種業務担当の場合、１日に多くの方へ注射することになります。会場を借りている場合、決まった時間までにワクチン接種を終わらさなければいけません。１人あたり、2～3分程度で終わらせる必要がありますが、中には注射が苦手で緊張状態の抜けない方や、接種するまでに時間を要する方もおられます。

接種を受ける方が、安心して受けれるよう、優しく丁寧な声かけや対応が重要です。

ワクチン接種後の経過観察

ワクチン接種後は、稀にアナフィラキシーなどの反応が出てしまう方がおられます。そのため、ワクチン接種後は決まった時間、接種会場で待機してもらい、問題がなければ帰宅できます。ワクチン接種者が体調不良を起こしていないかなどの確認をします。

ワクチン接種の単発バイトで注意したいこと

単発でワクチン接種のバイトをする時には、注意しておきたい点もあります。ここでは、ワクチン接種のバイトをする時の注意点を解説します。

感染するリスクがある

接種会場には多くの人が来場します。多くの人が出入りするということは、何らかのウイルス感染をしている方もおられる可能性があります。

ワクチン接種でのバイトをする時には、感染症リスクを考え、徹底した感染症対策を行うようにして下さい。

すぐに募集枠が埋まってしまう

ワクチン接種の単発バイトは、看護師の方に人気の仕事です。そのため、条件の良いバイトはすぐに埋まってしまいます。

ワクチン接種の単発バイトを狙っている方は、早めに応募することをおすすめします。

新型コロナワクチン接種業務の特例延長

新型コロナウイルスワクチン接種業務の人材確保のため、

「健康保険の被扶養者に扶養されている医療職の方がワクチン接種業務に従事したことにより得た給与収入は、被扶養者・国民年金第３号被保険者の認定および被扶養者の収入を確認する際、年間収入に算定しない」という特例措置が講じられました。

対象期間は、令和3年4月から令和5年3月末までとされていましたが、今回この対象期間が令和6年3月末まで延長されることとなりました。つまり、看護師の方が新型コロナワクチン接種業務のバイトで得た収入が、年間130万円を超えても扶養の範囲から外れることはありません。

ただし、特例を受けるには手続きが必要になります。

• ワクチン接種業務を行う事業者や雇用主（市区町村、医療機関等）から「新型コロナウイルスワクチン接種業務に従事した際の収入に係る申立書」の発行を受ける。
• 被扶養者の認定及び資格確認の際に、加入する保険者に提出する。

※参考　厚生労働省　「新型コロナウイルスワクチン接種業務に従事する医療職の被扶養者の収入確認の特例の延長について」

看護師の単発バイト探しには「カイテク」がおすすめ

ワクチン接種の単発バイトについて解説してきましたが、他にもいろいろな単発バイトを知りたいと思われている方もおられるのではないでしょうか?看護師の方が単発バイトを探すには、介護看護単発バイトアプリ「カイテク」がおすすめです。

カイテクでは、有資格者限定の単発バイトアプリになっているため、看護師の資格を活かした仕事を探すことができます。職種も豊富なので、自分に合った仕事や興味の合った仕事にチャレンジすることもできます。面接や履歴書は必要ないので、手間も掛かりません。看護師や准看護師の資格をお持ちの方は、一度登録してみてはいかがでしょうか?