【介護職員必見】処遇改善加算は給与明細での確認が不可欠

「うちの職場が処遇改善加算に入っているのかどうか知るにはどうしたらいいの」?介護施設で働くひとは、自分の職場が処遇改善加算をしっかり払ってくれているのか気になりますよね。

この記事では、給与明細の重要性を解説していきます。

処遇改善加算の加入状況や給料への反映状況を知るには給与明細の確認がベストです。この記事を最後まで読めば、勤務先の介護施設でもらえるはずの給料がもらえない事態を避けられるようになりますよ。

目次

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処遇改善加算を給与明細で確認する

処遇改善加算は給与明細に独立した項目で記載されます。介護職員が加算を受け取れているのかどうかを知るためには、給与明細をしっかり見ることが大切です。ここでは給与明細の見方や介護施設の処遇改善加算取得状況の確認方法を紹介していきます。また加算額がどのように支払われるのかを知ることで、「もらったのかどうか分からない」という状況の避けられるのです。

下記で紹介するポイントをしっかり押さえて、自分にもらえる権利がある処遇改善加算額をしっかりもらえるようにしてみてください。

給与明細の見方

まずは給与明細の見方を知ることが重要です。給与明細には支給金額や控除金額など多くの項目があり、全部見るひとはあまりいません。しかし支給される権利のあるお金をもらえているかどうかを知るためには、給与明細の確認が必要です。給与明細には「処遇改善手当」と記載されることが多いので、まずは項目が存在するかどうかを確認しましょう。もし記載が曖昧でわかりにくいならば、給料担当者に相談するといいですよ。

給与明細を見ることは、処遇改善加算をしっかりもらえているのかどうかを確認するために欠かせません。処遇改善手当が独立した項目になっている職場であれば、正しい手当をもらっていることになるので、確認してみましょう。

処遇改善加算の取得状況を確認

自分の勤めている介護施設が処遇改善加算に加入しているかどうかを確認することも大切です。面倒だからと加入していない施設もあるので、自分で調べてみましょう。調べるときは、厚生労働省の公式サイトから以下の手順で確認します。

  • 公式サイトの「介護事業所・生活関連情報検索」を開く
  • サイト中央のマップから調べたい都道府県を選ぶ
  • 「介護事業所を検索する」をクリックする
  • 自分が勤めている施設や事業所の名前を入力する
  • 検索結果から知りたい施設・事業所の名前を選んでクリックする
  • 「介護報酬の加算状況」をクリックして、加算しているかどうか確認する

上記の方法で自分の勤務している介護施設の加入状況が分かりますので、ぜひ参考にしてください。

支払方法や支払時期を確認

処遇改善加算を給与明細で確認するときは、勤務する施設がどのような支払方法なのかを調べましょう。処遇改善加算の支払い方法や支払時期は施設、事業所ごとに異なります。処遇改善加算は原則としてすべての介護職員に支給しなければいけません。ただし年数が長いひとに多く支給されていたり、一時金として1年に1回だけ支払われたりする場合がありますので確認が必要です。上司に確認するなどして、加算金の支払方法や支払時期を調べておきましょう。

処遇改善加算を給与明細で確認するときは、職場の支払方法がどうなっているのかを調べておくことが大切です。

必ずしも毎月の給料に加算されるわけではなく、一時金で支払われるパターンもあります。

給与明細の確認が大切な理由

処遇改善加算がしっかり支給されているのかどうかを知るためには、給与明細の確認が大切だと解説しました。ここでは、なぜ給与明細の確認が必要なのか説明します。給与明細の確認が大切な理由は以下の通りです。

  • 介護施設が健全かどうか知るため
  • 介護施設の経営状況を知るため
  • 自分が正当な対価をもらっているか知るため

上記の理由について説明しますので、これまで給与明細をしっかり確認してこなかった方は今後のためにもぜひ読んでいってください。

介護施設が健全かどうか知るため

処遇改善の確認において給与明細の確認が大切な理由の1つ目は、介護施設が健全な施設かどうかを知るためです。介護業界は他の業界よりも内部留保額が高いので、処遇改善加算を正しく使っていない施設もあります。介護施設の中には、職員の給料に使わなければいけないお金を施設の運営費に使っているところもあるので要確認です。処遇改善加算をもらっているのに給料として反映されない職場はお金を不正に使っているかもしれません。これは給与明細を見ることで分かります。

給与明細の確認が大切な理由は、勤務している介護施設が正しいお金の使い方をしているか知るためです。

もらう権利のある手当をしっかりもらうためにも給与明細はしっかり確認してください。

介護施設の経営状況を知るため

処遇改善加算を給与明細で確認するのが大切な理由2つ目は、介護施設の経営状況を知るためです。介護施設には経営状態が悪いことを職員に隠している場所があります。そうなると、職員が働いた分の給料をもらえないことがあるのです。介護施設が受け取る介護報酬の額は、介護保険制度によって上限が決められています。そのため介護施設は、質の高い介護サービスを提供しても介護報酬上限を超えた分の支出は自腹になるのです。そうなると、自腹の支出を隠して職員の人件費を削ることも考えられます。

処遇改善加算は必ず給与明細で確認しましょう。給与明細を見れば、施設の経営状況が分かります。

経営状況の悪さを職員に隠して人件費を不当に削っているならば、転職も考えるべきでしょう。

自分が正当な対価をもらっているか知るため

給与明細の確認が大切な理由3つ目は、自分が正当な対価をもらっているか知るためです。給与明細を見ていないと、加算額や残業代が支払われていなくても気づかないままになってしまいます。もらえるはずの各種手当が支払われないことの理由として考えられるのは、勤務先が各種手当の支給要件を満たしていないからです。たとえば処遇改善加算は、職場環境の改善に取り組む必要があります。条件を満たしていないときは、加算額がもらえません。

給与明細の確認は、自分が働いた分の対価をもらえているかどうかを知るために必要です。もし不当に給料が少ないことに気づいたときは、同じ職場で今後も働き続けるかどうかを考え直す必要があります。

処遇改善加算の対象なのに支給されていないときの対処法

自分の勤務している施設が処遇改善加算の対象になっていながら、支給がないときは然るべき対処をする必要があります。以下が適切な対処法となります。

  • 就業規則などを確認する
  • 上司や弁護士に相談する
  • 処遇改善加算対象の職場に転職する

1つずつ順番に解説しますので、自分が加算されているのかどうか気になる方は参考にしてください。

就業規則などを確認する

処遇改善加算が支給されていないときは、まず職場の就業規則を確認しましょう。就業規則を見ることで、処遇改善加算の分配方法が分かります。たとえば処遇改善加算には「経営者が職員へ周知しなければならない」と定められています。処遇改善加算について聞き覚えがないとしたら、職場が加算金を別のことに使っているかもしれません。処遇改善加算は介護施設の職員待遇アップのために支給されるお金なので、別のことに使うのは違法です。

処遇改善加算が自分に支給されていないと思ったときは、まず職場の就業規則を確認しましょう。就業規則には処遇改善加算の分配方法が必ず記載されています。自分がもらえていないのであれば、職場が不正に加算金を使っているかもしれません。

上司や弁護士に相談する

処遇改善加算が職員に支給されていないと知ったときは、上司に相談しましょう。健全な職場であれば、この時点で過去にさかのぼって加算額を支給してくれるはずです。もし上司に相談しても応じてくれないときは、弁護士に相談するのもいいですよ。処遇改善加算が職員待遇以外のことに使われているのであれば、違法となります。そのときは「不正請求」として割増返還金を払わされるので、事業所としてはかなりの痛手になるのです。

弁護士に相談するとなると、職場としても痛手を負うことになります。もらえるはずの手当てがもらえないときは、最終手段として弁護士への相談を考えておきましょう。

処遇改善加算対象の職場に転職する

処遇改善加算が支給されず、上司に相談しても解決できないときは、思い切ってまともな職場に転職するのも選択肢の1つになります。処遇改善制度が職員の待遇に使われていない職場は、職員のことを大切にしていない職場です。そのような職場で働き続けることにはメリットがないので、思い切って転職を考えてみましょう。

転職するときは処遇改善加算に加入していて、加算額を給料に反映してくれる会社に応募しましょう。ネットの口コミで事業所の評価を確認し、職員を大切にする職場を探してみてください。

処遇改善加算は給与明細で確認することが大切

処遇改善加算は、給与明細を見ることで正しく支給されているかどうかが分かると解説してきました。給与明細を確認することで、自分が正当な報酬をもらえているのかどうかや職場の経営状況に問題ないのかが分かります。介護業界で働いている方は、職員のことを大切にしてくれる職場を見つけて、より待遇のいい環境で働けるようにがんばってください。

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この記事を書いた人

Iharaのアバター Ihara 運営者

15社以上のオウンドメディア・コンテンツの企画・戦略設計の経験を持つマーケティングアナリスト。大学在籍時に中小企業診断士一次試験突破。ASO・SEOを中心に活動しており、アプリ・インフルエンサーマーケティングにも精通がある。
介護・看護職のための単発バイトメディア「カイテク・メディア」の編集長。
介護・看護職のよりどころ「ケアマガジン」の運営者。

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