看護師のダブルワーク採用の鍵は志望動機！好印象を与える例文紹介

現代では、ダブルワークは特別なことではなくなってきました。看護師として本業を持ちつつ、ダブルワークをこなしている方は少なくありません。これから「ダブルワークをしようか」と検討している方の中には、志望動機の書き方に悩む方も多いかと思います。

今回では、看護師の方がダブルワークを希望する際に、好印象を与える志望動機の書き方を例文を交えてご紹介します。

志望動機で押さえておきたいポイント

履歴書や職務経歴書に記載する志望動機は、採用担当者が書類選考で通すかどうかを見極めるための要素となります。面接に進んだ際には、採用担当者が履歴書を見ながら面接を行います。履歴書に書いてある内容と面接で答える内容に大きな違いがあると、採用担当者は不信感を感じてしまいます。

志望動機にはポイントを押さえ、履歴書に書いた内容をしっかりと頭に入れてから面接に臨むよう心掛けてください。

ここでは、ダブルワークを希望する動機別に志望動機を記載する時のポイントをご紹介します。

ダブルワークを希望する理由

ダブルワークを希望する理由として挙げられるのが、「収入を増やしたい」や「経験を活かして働きたい」などがありますが、そのままの理由だけでは志望動機としては薄い印象になってしまいます。収入を増やしたい場合は、なぜ収入を増やしたいのか、増えた収入の使い道などを盛り込んで書くと読み手の印象に残りやすくなります。

経験を活かしたい場合は、なぜその経験を活かした仕事に就きたいのか、どんな経験を積み重ねてきたのかなどを具体的に書くことで好印象を与えることができます。

働ける時間や曜日

ダブルワークを希望する場合は、本業先とのシフト調整をしなければなりません。働ける時間帯や曜日をしっかりと記入してください。ダブルワークで懸念されることは、「すぐに辞めてしまうのではないか？」ということです。

本業と掛け持ちで働くことで、本業だけでは得られないスキルの習得やキャリアアップなどを盛り込み、長く働いていきたいという意向をアピールしてください。

ダブルワークに面接先の企業を選んだ理由

ダブルワーク先で、なぜこの企業を選んだのかという理由を明確にすることは大切です。ただ「家から近かった」とか「時給が良かったから」といった理由ではなく、その企業だからこその理由を考えてください。

応募先の企業情報を調べておき、どんな人材を求めているのかを意識しながら書くことで、採用担当者の目を引くことができます。採用担当者は多くの求職者と面接をしています。

多くの人たちの中から選んでもらうためには、「この企業だからこそ働きたい」という気持ちを明確にし、特別な思いがあるから面接に来たということを印象づけることができます。

アピールポイントを明確にする

自分のアピールするポイントを明確にしてください。そのアピールポイントを採用後、どのように職場に貢献できるのかを盛り込むことで、採用担当者は職場とあなたの相性を良く判断しやすくなります。

アピールする際には、自身の経験や想いなどを盛り込み、自分だけのアピールポイントを伝えることが重要です。

志望動機の例文4選

志望動機を書く際の文字数は、200文字から300文字程度が適切だと言われています。この文字数の中でアピールしたい点をすべて盛り込むと、文字数が多くなるだけでなく、読みにくくなり、内容も印象に残りにくくなってしまいます。

志望動機に書く内容としては、応募先が求める人材像を明確にし、それに合わせたアピールポイントを取り入れるよう心掛けてください。

看護師の経験を活かしたい場合

【例文】
私は〇〇病院の〇〇科で経験を積み、〇〇の症例やケア方法について学んできました。
〇〇科の看護師として勤務する中で、看護師としてのスキルはもちろん、患者様との信頼関係を築き上げることや、歩み寄ることで精神面での支えになることの重要さを感じ、実践してまいりました。
貴院では〇〇に関する知識やスキルを活かしながら貢献できると考えております。

同じ診療科目であれば、今までの経験を活かせることをアピールすることで即戦力になることをアピール出来ます。

志望動機の中に自身がどんなスキルを習得したのかなどを具体的に書くことで説得力が増します。

経験の無い診療科での場合

【例文】
今まで〇〇科の看護師として働いてまいりました。経験年数も〇〇年になりましたが、これから新たな領域に挑戦し、看護師としてスキルアップしたいと考えるようになりました。
貴院では〇〇科での〇〇の業務を募集していることを知りました。
これまでの経験を活かしながら新たなスキルを習得し、患者様に寄り添いながら看護をすることで貴院に貢献したいと考えております。

経験のない診療所の場合「勉強させて頂きたい」や「頑張って覚えます」といった言葉だけでは、学校などの代わりにしているような印象を与えかねません。

「新たなスキル習得し～」の箇所は応募先の分野に沿ったことを書くのが望ましいです。

収入を増やしたい場合

【例文】
子供も小学生になり子育ても落ち着いてきましたが、これから子供の教育費がかさんでいくため収入を増やしたいと考えました。
現在私は、〇〇病院で看護師として勤務しております。貴院では地域密着での診療をされており、看護師としての経験を活かせると思い志望いたしました。

収入を増やしたいことをアピールする場合、なぜ収入を増やす必要があるのかなどを具体的に書くことで、採用後すぐに辞めてしまうことなく長く勤めていく人材であることをアピール出来ます。

夜勤専従で働きたい場合

【例文】
現在は〇〇クリニックで看護師をしております。以前は〇〇病院で看護師をしており、その時に夜勤業務もしておりました。
夜勤での勤務は私にとって看護師としての役割を最も実感することが出来た業務でした。
急患や患者様の急変に臨機応変に対応しなければならないことや、他のスタッフと協力して業務をこなすことに看護師としてのやりがいを強く感じました。
子育てがひと段落し、また夜勤専従での看護業務に就きたいと思い志望いたしました。

夜勤はスタッフの人数も少なく、状況に応じて臨機応変に対応する能力が必要になります。日勤帯とは違うため体調を崩してしまうことも多く、応募先の病院としては夜勤の大変さも理解しつつ、長く勤めてくれる人材を求めています。

夜勤業務に対しての理解を示しつつ、それでも夜勤をしたい理由を明確にすることがポイントです。

マイナスな印象を与える志望動機とは

志望動機を記述する際に注意すべきは、志望理由が「家から近い」や「勤務時間が希望に合っているから」などの理由をそのまま書くことです。これはダブルワークを探す際の重要なポイントかもしれませんが、志望動機として書くのは避けたほうがよいです。

家から近いことを強調したい場合は、「地域医療に貢献している貴院に、自分も貢献したい」というように、地域での医療への貢献をアピールする方が好ましいです。勤務時間に関しては、なぜその時間で勤務したいのかを具体的に書くことで、採用担当者に伝わりやすくなります。

また、志望動機をインターネットなどの例文をそのまま写すのは避けましょう。それではすぐに見抜かれ、印象が悪くなってしまいます。

志望動機には、自身の経験や思いを自分の言葉で述べることが重要です。

介護看護単発バイトアプリ「カイテク」なら面接なし！

介護看護単発バイトアプリ「カイテク」を利用すれば、手間のかかる履歴書を書く必要もなく、面接も不要です。アプリに登録するだけで、ご自身の好きな日や空いている時間帯で単発バイトを見つけることができます。

決まった日に出勤する必要もないため、本業に支障をきたす心配はありません。看護師のダブルワークには「カイテク」がおすすめです。