介護職は、長い人生を歩んできた方々の人生後半を安全に、より良く、自分らしく過ごしていただくためのサポートをする素晴らしい仕事です。
多くの介護士は、これを天職と感じ、やりがいと誇りを持って働いています。しかし、中にはブラックな施設や問題のある施設長がいる介護施設も存在します。
すでにブラックな施設に入職してしまった場合、転職をするのが最良ですが、その際の注意点も解説していますので、参考にしてください。
ダメな施設長の特徴
施設長は、業務の進め方やシフトの調整、困ったときの相談やトラブル対応などで、職員が働きやすい職場を作るために奮闘します。
利用者の方が安心して、安全に過ごせる環境を提供するためにも施設長の力量が大きく関わってきます。しかし、中には適切な職務を果たせない施設長も存在します。今回は、どのような施設長が問題を持つのかを解説していきます。
パワハラが日常的
施設長が職員や利用者の方に対して一方的な態度を取る、命令口調で話す、あるいは本人の前で悪口を言う場合は、パワハラとみなされることがあります。
現場の声を聞かない
介護職の現場では、職員だけが知っている独特の問題や事情が存在します。施設長は現場の声をきちんと取り入れ、介護士の技術やサービスの向上を図るため、また問題解決のために理事などに働きかけることが業務の一部となります。
頼りにならない
施設長に人間関係や業務内容について相談しても、ただ話を聞くだけで具体的な対策を講じない、あるいは話を全く聞かない、また「しょうがない」と一蹴するような態度を取る施設長は頼りになりません。
【ダメな施設長】現場からのリアルな口コミ
現場で働く介護士の方にとっては、施設長がどのような人物なのかで働きやすさが変わってきます。ここでは、ダメな施設長のいる現場で働いている介護士のリアルな口コミをご紹介します。
【口コミ1】ひどすぎる施設
ウチの施設も言葉の暴力は日常茶飯事で、職員同士悪口を言い合っています。上司に報告をしようものなら、自分にも非があるんではないか?自分はちゃんとできているのか?と逆に怒られてしまいます。勇気を出して言っているのに、一方的に怒られる始末です。そんな上司は、フロアのハジからハジ迄響き渡る声で職員を怒鳴りつけたり、この間なんて、風呂場で桶を投げつけていました。勿論、利用者さんの前でです。昨日は、昼の12時にスナックを食べながら、フロアを通っていきました。経営者は、職場の既婚女性と不倫をしています。こんな環境だから、職員がどんどん辞めていき、大変な事になっています。
【口コミ2】パワハラなんて当たり前
もうとにかく酷い施設。パワハラなんて当たり前。この施設に預けてある家族は本当に騙されている。
とにかく組織がなっていない。ただ大きいだけで何も知らない役職に管理職。現場は介護課長と主任がとにかく自分達が仕事が出来ると思っているが質はゼロ。自分が大事な管理職だから入所者さんのことなんて後回し。介護課長・主任が暴言当たり前。それを信用している施設長。介護現場は何もわからないと胸張って言える施設長。そんな人がやってもただ悪くなっているのみ。毎月何人もの職員が辞めていく。施設長のパワハラは半端なく、いつも誰かをいじめていないと気が済まない最悪な人。それを知ってて野放しにしているエリア長であり、法人。この施設に働くだけその時間が人生の無駄。
引用:かいごちゃんねる
【口コミ3】施設長が介護経験が無い
来月から経験のない人が施設長になります。デイに7年いたと聞いてたけれど送迎7年やっていたというだけです。色々な時間帯(夜勤、デイ、日勤)を約1か月間教えてもらう立場なのに一切メモを取ることはありませんでした。しまいには「サチュレーションは左右やらないといけないのですか?」とおでこに当てるタイプの体温計を持ってきて知った感じで質問してきました。衝撃すぎて私は固まってしまいました。せめて、サチュレーションってわからないので教えてください。ぐらい言ってくれたらまだ良かったのですが…すでに勝手に行動し、出しゃばって形態の違う食事を提供したり、誤薬手前の行動もあります。上司の派閥争いから、他社から連れてこられた人なのでその方に責任はありませんが…とても不安です。辞めようと思っています。
ダメな施設長がいるブラックな施設の特徴
ブラックな施設には、能力の低い施設長がいることが多くあります。そういった施設では、介護士の働く意欲が低下し、高い介護意識を持つ介護士は早々に退職する傾向があります。ブラックな施設と、そのような施設長が持つ特徴について解説します。
施設側がパワハラを黙認している
施設側が施設長のパワハラを黙認している場合、職員が訴えても問題は解決しません。売り上げばかりを重視する理事や管理者がいる施設では、このような不満が頻繁に聞かれます。
人間関係の雰囲気が悪い
職場環境の悪い施設では、人手不足や多忙さから休憩が十分に取れないなど、職員の働きづらさが生じます。そして、その結果、人間関係も悪化してしまいます。
サービス残業は当たり前
サービス残業が常態化している施設は危険です。ある施設では、勤務時間中に介護業務を終え、勤務後にサービス残業で書類整理や記録業務を行っています。しかし、書類整理や記録業務は通常の業務範囲内であり、勤務時間内に終わらせるべきものです。
勤務時間内にそれらの業務すら行えない人員配置の場合、ブラックな施設と言えます。
すぐに人が辞めてしまう
新しい職員が入職しても、すぐに退職する施設も存在します。その理由は多岐にわたりますが、以下の点が多く挙げられます。
- 介護業務の内容や利用者の状態を教わらない
- 介護経験がないのに、介助の方法を教えてもらえない
- 人間関係が悪く、業務上の質問を誰にすれば良いのかがわからない
- 休憩が取れない
- サービス残業が頻繁に発生する
- 施設長のパワハラにより体調を崩す
- 新人なのに、オムツ交換や入浴介助などを1人で行わせられ、不安を感じる
介護施設では、利用者の状態や症状に応じて介助の方法や食事内容が変わることがあります。
利用者の名前や状態を覚えるまでは、経験豊富な職員が指導することが期待されます。しかし、適切な指導が受けられない場合、新入職員が早期に退職するケースが見られます。
ブラックな施設を辞める時の注意点
施設を辞める際に注意しなければならない点がいくつかあります。
退職願、退職届は1~2ヶ月前に出しておく
通常、退職を決意した場合は、まず退職願を提出します。それが受理された後に退職届を提出しますが、退職届だけを提出する場合、2~3ヶ月前には辞意を伝えておくことが望ましいです。辞める日が決まったら、正式に退職届を提出しましょう。
事前に意向を伝えることで、新しい職員の募集も円滑に進めることができます。
新しい職場のことは話さない
転職先が決まっている場合は、現職の同僚や上司に対して新しい職場の詳細を多く話さないように心がけましょう。転職先の話を過度にすると、自分は普段通りの業務を行っているつもりでも、周囲からは「辞めるから適当に仕事をしている」との印象を持たれる可能性があります。
トラブルを避けるため、転職先の情報は控えることが賢明です。
残りの有給休暇を取得する
有給休暇が残っている場合、辞める前にその有給を消化しましょう。転職先が決まっている人は、新しい職場の準備に時間を充てることができます。
まだ転職先が定まっていない場合、ハローワークでの手続きや新たな求職活動の時間として利用することができます。
引継ぎはしっかりと行う
退職時に最も重要なのは、引継ぎです。役職がないからと言って引継ぎが不要だと考える方もいますが、自分が担当していた業務内容や、取り扱っていた備品の情報、利用者の方々の特記事項など、細かく引き継ぐことで、後日不明点が生じるリスクを減らすことができます。
特に備品の管理などの担当をしていた場合、発注先や発注の頻度などの情報も引継ぎに含めることが重要です。
雇用契約に疲れたら単発バイトがおすすめ
介護職では、多くの場合、施設との雇用契約のもと、シフト制での勤務となります。固定の時間は決まっていても、勤務の曜日はシフト制であることが多いです。シフト制の勤務に疲れを感じる方や、介護の仕事を続けたいけれども条件を変えたい方には、「カイテク」がおすすめです。
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