近年、看護師の方々の間で副業をしている人が増えています。
「看護師が副業しても大丈夫なのですか?」と疑問が生じることもあるかと思いますが、現在働いている職場の就業規則を確認し、副業が禁止されていなければ、看護師の方でも副業は可能です。しかし、看護師の仕事は精神的にも身体的にも大変です。
本業の後にまた別の病院や施設で仕事をするのは、精神的にも身体的にもきついと感じる方もいらっしゃいます。
看護師は副業しても大丈夫?
2018年、厚生労働省から「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が作成されたことを受け、近年では副業解禁と言う企業も増加しています。ですが、公立病院や保健所などで勤務している看護師の方は「公務員」に該当するため、副業は原則禁止となっています。
民間病院やクリニック、施設などで働いている看護師の方の副業は大丈夫なのでしょうか?
副業をする前に注意する点を解説していますので参考にして下さい。
就業規則を確認する
民間病院やクリニック、施設などで働いている看護師の方の副業に関しては、職場によって違います。副業が禁止されている場合は、就業規則に副業禁止についての記載があります。
副業禁止の記載が無ければ基本的には副業を行っても大丈夫です。ですが、副業を検討している時は事前に職場に確認をするようにして下さい。時期や職種によっては副業ができないこともあります。
就業規則と就業先に副業をしても良いのか確認を取ることを忘れないでください。
バレないように副業するのは難しい
副業が禁止されているのに、内緒で副業を行っていることがバレた時には、規則違反で何らかの処分が下されることがあります。
就業先に副業をしていることを内緒にしていてもバレる可能性があり、多くは以下の状況から副業していることが発覚しています。
- 収入が増えたことで、住民税などからバレる
- 人に話してしまいバレる
- 副業をしている所を見つかってしまいバレる
就業規則で副業が禁止されているけど、どうしても副業がしたいという場合には、副業可能な職場に転職するのも1つの手段です。
看護師に在宅ワークがおすすめな理由
看護師の仕事は心身ともに大変な職業です。副業を検討するのであれば、自分の体調管理も本業とのシフト調整も必要になってきます。
「副業はしたいけど、本業と副業の両立は自信がありません。」と思われている方は、自宅でできる在宅ワークがおすすめです。在宅ワークなら本業の合間に自宅で働くことができ、人間関係などのストレスもありません。
自分のペースで仕事をすることができるので、看護師の仕事との両立も可能です。
看護師におすすめの在宅ワーク
在宅ワークですが、どんな種類があるのか気になりますよね。在宅ワークの中でも初心者から始めやすい物や、看護師の資格を活かした仕事もあります。
ここではどんな在宅ワークがあるのかを詳しく解説していきます。
医療・看護系ライター
看護師ライターは看護師の知識や経験を活かしたライティングをします。ライティングの内容は様々ですが、多くは看護師の業務についてや、緊急時の応急処置、看護師の体験談や病気の症状や健康の予防や悩みについてなど、医療・看護に関する執筆になります。
看護師ライターはクラウドソーシングや求人情報などから探すことが出来ますが、応募するとテストライティングが行われます。このテストライティングに合格すると、執筆依頼が入ります。
看護師ライターは時給ではなく、一文字〇円や一記事〇円での受注になります。文字単価ですが、執筆経験が無い方で一文字0.7円~1円。執筆経験があり、専門的な分野の記事が書ける人で、一文字2円~になっています。
看護師ブロガー
看護師ブロガーの仕事は看護師ライター同様、記事の執筆になりますが、こちらは自分でブログを立ち上げ広告収入などを得る方法と、クラウドソーシングなどで募集されている所に応募する方法の2種類があります。
自分でブログを立ち上げ、広告収入を得る場合は無料ブログではなく、有料ブログで始めるのがおすすめです。ブログからの収入は自分の書いた記事にアフリエイトやグーグルアドセンスなどの広告を貼り、その広告に読者がクリックしたり、商品を購入したりなどのアクションがあると収入になります。
検索で自分のブログが上がってくるようになれば、読者の数も増え、寝ていてもブログが稼いでくれるようになります。クラウドソーシングなどを利用し、仕事を探す場合は業務委託という形での仕事になることがほとんどです。看護師ブロガーの文字単価は一文字0.3円~1円位が相場になっています。
コールセンター
コールセンターは、電話を通しお客さまとやり取りをする仕事です。コロナ禍になってから、在宅でのコールセンター業務が大幅に増加しました。
コールセンターの業務にはインバウンド(受信業務)とアウトバウンド(発信業務)の2種類があります。看護師の資格を活かしたコールセンターもあり、正看護師や准看護師の方たちが勤務しています。
時給は1100円~1200円程が相場になっています。
メンタルヘルスケア
メンタルサポートケアは、心理的なサポートを必要としている人に対し分析や心理状態に関するアドバイスをする仕事です。近年では、対面では相談しにくい方に向けて、電話でのサポート業務も増えてきました。
24時間対応している企業もあるため、深夜での仕事も可能です。
時給は日中で1100円~、深夜で1250円~が相場になっています。
リモートワークでの保健指導
保険指導は、病気の早期発見と治療を目的に行われていましたが、現在ではその仕事は多岐に渡っており、健康診断後の健康相談や生活習慣や改善のアドバイスなども行っています。
リモートワークでの保健指導は電話でのサポート、アドバイス業務になります。健康や生活習慣などの悩みなどに指導、アドバイスをします。時給は1200円~1500円程が相場になっています。
イラストレーター
イラストレーターはwebやソーシャルゲーム、紙媒体などで使用するイラストを描く仕事です。イラストはクライアントからの依頼に応じて制作します。イラストが得意な方にはとても楽しく働ける副業になります。
仕事の依頼は「ココナラ」などで受ける方が多く、雇用での働き方ではないので依頼を受けた仕事に関しては全て自分で管理する必要があります。
データ入力・リスト作成
データ入力やリスト作成は在宅ワークの中でも初心者から始めやすい仕事になっています。パソコンを使用し、数字や文字を入力することが仕事です。
データ入力の仕事は人気で、求人媒体で見つけた時は早めに応募しないと、すぐに締め切りになってしまいます。一文字あたりの単価は0.3円~3円が相場になっています。
スキルシェア
スキルシェアは自分の持っているスキルを活かし、個人間でシェアすることです。
スキルはどんなことでも大丈夫です。そのスキルをシェアしてほしいという人は沢山います。身近な所では、英語やピアノ、パソコン、家事代行など様々です。
スキルシェアサービスを利用することで、自分のスキルを求めている方とのマッチングが出来ます。
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看護の資格を活かして、単発バイトをするなら「カイテク」がおすすめです。カイテクでは面接や履歴書は必要なく、アプリから仕事探しも出来ます。派遣会社のように電話が掛かってくることもないため、しつこい連絡などは一切ありません。
働いた分の報酬は最短で即日受け取ることもできるので、看護師の方の副業におすすめです。