訪問介護で働きたい!パートで働くメリットとデメリットを解説

訪問介護(ホームヘルパー)には身体介護と生活援助の2種類があります。

働き方も正社員・パート・登録ヘルパーと自分の生活スタイルに合わせて働きやすくなっていますが、一番気になるのはお給料です。

今回では、訪問介護をパートで働いた時のお給料事情やメリット・デメリットを解説します。

目次

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訪問介護(ホームヘルパー)の種類

訪問介護(ホームヘルパー)とは、介護認定を受けている利用者様のご自宅に伺い、自宅での生活を維持できるよう支援することです。ホームヘルパーになるためには介護の資格が必要です。

訪問介護の業務は身体介護と生活援助に分けられますが、それぞれのサービスについて解説いたします。

身体介護

身体介護とは、利用者様の身体に直接触れて介助するサービスのことを言います。

身体介護の定義とは

  • 利用者の身体に直接接触して行うサービス(そのために必要となる準備、後片付けなどの一連の行為を含む)
  • 利用者のADL・IADL・QOLや意欲の向上のために利用者とともに行う自立支援・重度化防止のためのサービス
  • その他専門的知識・技術(介護を要する状態となった要因である心身の障害や疾病などに伴って必要となる特段の専門的配慮)をもって行う利用者の日常生活上・社会生活上のためのサービス

参照:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000201799.pdf

身体介護とはどのようなケアのことを指すのかを以下に解説します。

  • 身体整容:洗顔や歯磨き、整髪など
  • 更衣介助:衣服の着脱や着替えの介助
  • 食事介助:食事介助や口腔ケアなど
  • 排泄介助:トイレ介助やオムツ交換など
  • 体位変換:床ずれ予防のための体交
  • 入浴介助:入浴に際しての介助
  • 清拭:身体の清潔を保つための清拭、洗顔が出来ない場合、顔を拭くなど
  • 歩行介助:自立歩行が出来るよう、危険のないよう介助するなど
  • 移乗介助:ベッドなどから車いす・車いすからベッドへなどへの移乗など

生活援助

生活援助とは、ヘルパーが利用者様のご自宅に伺い、支援を行うサービスのことを指します。

具体的には以下のような支援があります。

  • 掃除:利用者様が使用している部屋の掃除
  • 洗濯:衣類を洗う、干す、取り込む、たたむ、整理
  • 調理、食事の準備:調理、盛り付け、配膳、後片付け
  • 買い物:食材や日常生活で必要な物の買い出し

介護保険内での支援は、利用者様ご本人に関わることのみが可能となっています。

例えば、洗濯物を取り込む際に、一緒にご家族様の物が干してあったとしても、それを一緒に取り込むことは許されません。また、調理も利用者様ご本人が召し上がる物のみの準備となりますので、ご家族の分を一緒に調理することはできません。

生活援助では、利用者様が自宅で生活するのに必要なことの支援は可能ですが、日常生活を送るのに必要のないことについては、ヘルパーは手を出してはいけません。

例えば、窓ふき、花の水やり、ペットの世話、生活範囲外への買い物、日常生活に関係のない買い物(誕生日ケーキなど)、おせちなどの調理などは手を出してはいけません。

訪問介護(ホームヘルパー)は無資格・未経験でも大丈夫?

訪問介護(ホームヘルパー)には介護の資格が必要となります。以下に該当する資格があります。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士
  • 旧ヘルパー2級
  • 旧ヘルパー1級

ヘルパーの主な業務は、一人で利用者のご自宅へ訪問し、介護を行うことです。

身体介護を行うためには介護職員初任者研修以上の資格が必要なので、訪問介護で働くためには資格の保有が必須です。介護職員初任者研修以上の資格を持っている場合は、未経験でも働くことが可能です。

ヘルパーとして仕事をしたいと考えている場合は、まず資格を取得してください。

訪問介護(ホームヘルパー)/パートと登録ヘルパーの違い

訪問介護には正社員、パート、登録ヘルパーなど、様々な働き方があります。

パートと登録ヘルパーの違いは何でしょうか?

訪問介護事業所でのパート(非常勤ヘルパー)の主な業務は、決まった時間に出勤し、指定された時間まで勤務することです。勤務時間中には利用者のご自宅へ訪問し、介護を行います。訪問のない時間には事業所に戻り、事務作業などを行います。

一方、登録ヘルパーの業務は、利用者のご自宅へ訪問し、援助を行うことです。基本的に利用者のご自宅へ直行直帰となり、仕事のたびに事業所へ行く必要はありません。そのため、給与は利用者のご自宅で働いた時間のみが対象となります。移動時間などは給与の対象外です。

事業所によりますが、訪問ごとに交通費をいくらか支給してくれる所もあるため、就業前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

訪問介護(ホームヘルパー)の給料平均

訪問介護(ホームヘルパー)を始めようと考えたとき、気になるのは訪問介護(ホームヘルパー)の給料ですよね。

  • ヘルパーの時給は低い
  • 訪問介護の手取り給料が少ない
  • 賃金交渉をしたいが、それは可能なのか?
  • 訪問介護で時給3000円は実際にあるのか?

ここでは、訪問介護の平均時給や年収、そして給料を増やすためにはどうしたら良いのかを解説します。

パートと登録ヘルパーの時給の違い

訪問介護において、パートと登録ヘルパーの違いがよく理解できないという声を聞くことがあります。

パートは非常勤ヘルパーとも呼ばれ、他の業種と同じく時給や月給制で定められた時間働き、その月の就業時間に基づいて給与が発生します。

一方、登録ヘルパーは利用者様の家に訪問している時間のみが時給対象となります。ですから、訪問の前後や移動時間は時給に含まれません。

パートで働いた時の平均時給

訪問介護事業所でパート(非常勤ヘルパー)として働いたときの平均的な時給はどのくらいでしょうか?

パート(非常勤ヘルパー)で働く際の時給は事業所により異なりますが、各都道府県の最低賃金から約1200円が多いようです。訪問介護の1カ月あたりの給与は平均で、常勤:31万4590円、非常勤(パート):20万1120円でした。

※参照:厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況調査結果」

これを基にすると、訪問介護正社員の平均年収は約377万円となります。

登録ヘルパーとして働くと、

  • 「生活援助」では、1200円~1500円
  • 「身体介護」では、1300円~2000円

パート勤務では1日働いた分が給与となりますが、登録ヘルパーは訪問している時間のみが時給となるため、1日に何件訪問するかによって月給や年収が大きく変動します。

登録ヘルパーで働く人の中には、扶養範囲内で月10万円前後稼ぐ人が多いようです。

地域や事業所によって時給に違いがある

ヘルパーの時給は地域や事業所によって差があります。

時給や待遇の違いを考慮して仕事を探す際は、転職サイトや求人情報を調査して検討することが最善の方法です。

同じ地域でも時給に数十円の差が出ることもあります。

保有資格によって時給時差が出る

訪問介護では保有資格によって時給や月給が変動します。

実務者研修や介護福祉士などの資格を取得すると、訪問介護だけでなく、他の施設でも働く際に有利になります。また、介護福祉士や実務者研修を修了し、その資格を保有していると、サービス提供責任者を目指すことも可能となり、キャリアアップに伴って給与も上がります。

「訪問介護で時給が3000円もらえるというのは本当?」という話を聞くことがありますが、介護保険制度内での勤務で時給が3000円になることはありません。

では、訪問介護で時給3000円はどこから出てきた噂なのでしょうか?

それは介護保険外での訪問介護で、時給3000円が支払われる事業所があるからです。実際に、介護保険内では提供できないサービスを提供する「イチロウ」では、時給が2000円~3000円と設定されています。

参考:「イチロウ」

訪問介護((ホームヘルパー)をパートで働くメリット

訪問介護のパートで働く場合、一日の労働時間が確保されているため、毎月のお給料は安定して頂けます。登録ヘルパーの場合は直行直帰が可能なので、煩雑な人間関係に悩まされることが少なく、働きやすいと言えます。

自分が働ける時間や曜日を伝えておけば、その時間帯の訪問をシフトに組み入れてもらえ、自分のペースで働くことが可能です。

訪問介護(ホームヘルパー)をパートで働くデメリット

パート(非常勤)職員の場合、登録ヘルパーが急遽休んだときの代わりに利用者様宅へ訪問することが多くあります。そのため、自分の担当の利用者様以外の情報も頭に入れておかなければなりません。

登録ヘルパーの場合、訪問時間のみの時給となるので、一日に数件訪問する場合、1件目の訪問先と2件目の訪問先が離れていると時間のロスになります。また、2件目の訪問までの時間が中途半端だと、近くの公園やスーパーなどで時間をつぶさなければならなくなるため、時期によっては身体的な疲労が溜まります。

訪問介護(ホームヘルパー)の求人情報で押さえておきたいポイント

訪問介護(ホームヘルパー)の求人は常に出ています。

求人量も多く、採用率も高い職種ですので、自宅の近くや働きたい地域で探すことが可能です。

求人をチェックする際に参考にしたい項目をピックアップしましたので、参考にしてください。

各種保険や有給休暇はあるのか

求人情報欄に「各種保険完備」や「有給あり」などの記載があるか確認してください。

保険に加入するためには規定があるので、自分が働きたい日数や時間で保険に入れるかを事業所に確認する必要があります。有給休暇は勤務開始から半年経過後に取得可能です。

登録ヘルパーでもこれは同じです。自分がいつから何日の有給休暇を取得できるのか、勤務が決まったら確認してください。

事業所によってルールが違いますので、有給休暇を申し出る前にしっかりと確認しておくことが大切です。

資格手当や通勤手当など手当に関する制度はあるのか

介護業界では保有資格によって時給や月給に差があります。基本給は変わりませんが、保有資格に応じて資格手当が別途支給されます。

パート職員や登録ヘルパーの場合でもその資格手当が適用されるか確認してください。また、通勤手当が支給されるかも確認しておくと良いでしょう。

通勤手当は事業所によって規定が違います。「事業所から何キロ以上離れている場合は支給」などの細かい決まりが各事業所に存在します。

登録ヘルパーに関しては直行直帰なので通勤手当は出ませんが、利用者様宅への訪問時に移動手当がつく場合があります。

登録ヘルパーとして働く時は、移動手当がつくのかどうかを事業所に確認してください。

勤務時間の確認

パート(非常勤)の求人であれば、時間が決まっているので問題ありませんが、登録ヘルパーの場合は利用者様宅への訪問時間と自分が働きたい時間が合致すれば、仕事になります。自分が働きたい曜日や時間帯に仕事があるかどうかの確認は大切です。

登録ヘルパーは、決まった時間に利用者様宅に訪問し、勤務を開始します。1日に数件訪問する場合は、利用者様宅へ訪問する時間を毎回きちんと確認してください。

訪問時間を間違えると、ヘルパーが来ないと利用者様からクレームの電話がかかることがあります。いつも同じ時間帯で訪問しているのに、その日に限って通院などの関係で訪問時間が変更になることはよくあります。

単発で介護の仕事がしたなら「カイテク」がおすすめ

訪問介護だけでなく、単発で働ける介護職も存在します。介護看護単発バイトアプリ「カイテク」を利用すれば、自分の好きな日や好きな時間に働くことが可能です。

カイテクは面接なし・給与即金の介護単発バイトアプリです。

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求人施設は特別養護老人ホームやデイサービス、グループホームなど、様々な施設から選択できます。働いた給与を好きな時に受け取ることができるのも、大きな特徴の一つです。

介護や看護の資格を持っている方はぜひご覧ください!

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この記事を書いた人

Iharaのアバター Ihara 運営者

15社以上のオウンドメディア・コンテンツの企画・戦略設計の経験を持つマーケティングアナリスト。大学在籍時に中小企業診断士一次試験突破。ASO・SEOを中心に活動しており、アプリ・インフルエンサーマーケティングにも精通がある。
介護・看護職のための単発バイトメディア「カイテク・メディア」の編集長。
介護・看護職のよりどころ「ケアマガジン」の運営者。

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