介護業界で独立できるかどうか気になる方もいるかと思います。結論から言いますと、介護業界でもさまざまな職種で独立が可能です。
介護業界で個人事業で独立してやるならどんな仕事がある?
介護業界でも個人事業で独立してやる仕事がいくつかあります。
- 介護事業所を立ち上げる
- フリーランス介護士になる
- 介護研修の講師として働く
- 介護ライターやブログ、監修の仕事をする
- コンサルティングを行う
ここからは上記に紹介した、実際に介護業界で個人事業として独立できる仕事の内容と独立方法を紹介します。
介護事業所を立ち上げる
個人でも介護事業所を立ち上げて独立することが可能です。一般企業の多くが参入している介護事業所ですが、法人格を取得すれば個人でも運営ができます。例えば個人で運営できる介護事業所は以下の通りです。
- 訪問介護事業所
- デイサービス
- グループホーム
- 居宅介護支援事業所
- 介護タクシー
個人で開業するために必要な介護事業所の管理者の要件や設備に関する規定は、介護サービスごとに異なります。また、それ以外にも職員の確保や事業計画の作成など、介護事業所を運営するために必要な準備があります。
他にも介護事業所を立ち上げるのであれば、実際に経験した業態を選ぶのが良いでしょう。
フリーランス介護士になる
フリーランス介護士は、介護事業所と雇用契約を結ばずに業務委託契約を行います。業務委託契約を行うことで、業務内容や勤務時間を固定させたり、高収入を目指せたりなどのメリットがあります。ただし、仕事を自分で見つけたり、労働基準法が適応されなかったりなどの注意点があります。
他の職種のフリーランスと違い、介護業界は比較的ハードルが低く、始めやすい環境にあります。例えば、介護業界での経験が長い場合は、人脈や知り合いからの紹介や利用者と直接契約を結んだり、さまざまな方法で仕事が獲得可能です。もし、介護業界が短い場合でも、「カイテク」を利用することで仕事を見つけやすいです。
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介護研修の講師として働く
介護福祉士としての経験があれば、介護研修の講師として働けます。具体的には、「介護職員初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」の講師です。
講師として働くには、各都道府県の登録講師派遣事業より登録を行います。ただし、講師に登録するには、登録要件に該当しなくてはいけません。
- 介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士の養成課程を有する大学・短期大学の教員で、1年以上の教歴を有する方
- 都内の介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士の指定養成施設の教員で、1年以上の教歴を有する方
- 認知症介護指導者養成研修修了者で、東京都の指定研修で3年以上の教歴を有する方
- その他、都及び東京都福祉人材センター研修室とで協議のうえ、同等の教歴を有すると認めた方
引用:東京都福祉局 登録講師派遣事業 講師登録を希望される方へ
介護ライターやブログ、監修の仕事をする
介護業界での経験を活かして、介護のフリーライターや個人でブログ、記事の監修を行い独立する方法もあります。例えば、クラウドソーシングを利用すると、介護に特化した記事を作成しているメディアの仕事や転職メディアなどの記事執筆やディレクターとして報酬を得られます。また、動画配信サイトで介護技術や知識を発信することも可能です。
介護業界で働いたことがあれば、インターネットを利用して経験を活かして情報を発信することで、さまざまな方法で収入を得ることができます。
コンサルティングを行う
介護業界で施設長や事務職として経営に携わっていた場合、コンサルティングを始めることもできます。介護施設の経営に関する知識が必要ですが、介護業界でもコンサルティングの需要は多いです。具体的には、収益改善に向けた経営戦略や業務改善、営業支援といった経営に関するものから、離職率の改善や幹部育成体制の構築などを行います。
介護業界で個人事業で独立するのに必要なスキル
介護業界で個人事業で独立して成功するには、必要なスキルを磨くことが重要です。ここでは、介護業界で独立してから失敗をしないために、身につけておくべきスキルを紹介します。
介護の専門的な知識や技術を磨く
介護業界で個人事業で独立するには、介護の専門的な知識や技術が必要不可欠です。実務経験も必要ですが、介護福祉士や介護支援専門員、認知症ケア専門士などの資格を取得していると、専門的な経験やスキルがあることを証明できます。
個人で介護業界で独立するのであれば、積極的に資格取得を行い、介護の専門的な知識や技術を磨きましょう。
経営に関する知識を学ぶ
介護業界で独立するのであれば、経営に関する知識も必要です。会社に所属していたときには、介護の現場で勤務をすると給与をもらえていましたが、独立すると全て自分で行わなくてはいけません。
例えば資金に関しても、自己資金で行うのか融資を受けるのかで違いますし、事業計画やマーケティング、マネジメントなどの知識も重要です。これらの知識は、独立してから学ぶのではなく
介護業界で独立しようと計画している段階で学習していくのが良いでしょう。
営業スキルを身につける
個人で仕事を獲得するには、営業スキルも求められます。個人で独立する場合は、営業で仕事を獲得しないと収入がゼロになります。特に介護事業所を立ち上げるのであれば、利用者を獲得しないと、経営するのが難しいです。
そこで介護業界で独立する場合でも、営業スキルを身につけておくことが重要です。具体的には本を読んだり、研修に参加したりなどがあります。
営業先でどのようなことに困っているのかを理解するコミュニケーション能力も必要です。
介護業界で個人事業で独立する場合の注意点
介護業界で個人事業で独立するのは簡単ですが、会社に属していたときと異なることが多いです。独立した後に困らないためにも、これから紹介する注意点を守りましょう。
スケジュール管理を徹底する
個人事業で独立する場合は、会社のシフトで管理されていないので、スケジュール管理が必要です。複数の事業所と契約をして時間が重なっていたり、無理なスケジュールで体調を崩してしまったりすると、相手からの信用をなくすことにつながります。
個人事業で独立したら、仕事のスケジュールだけでなく体調管理も行い、相手に迷惑をかけないようにしましょう。
必要な資格を取得する
介護事業所を立ち上げて管理者として働く場合には、資格を持っていないといけません。
特別養護老人ホーム
- 社会福祉事業に2年以上従事する
- 社会福祉施設長資格認定講習会を受講する
小規模多機能型居宅介護
- 指定施設の従業者または訪問介護員などで認知症介護を3年以上経験する
- 認知症対応型サービス事業管理者研修を修了する
グループホーム
- 指定施設の従業者または訪問介護員などで認知症介護の経験が3年以上ある
- 認知症対応型サービス事業管理者研修を修了する
他にも介護福祉士や介護支援専門員、社会福祉士などの資格を取得できるのであれば、独立する前に取得しておくのがおすすめです。
計画を立ててから行動する
介護業界で個人事業で独立する場合は、計画を立ててから行動してください。例えば、何時間働くと生活費を稼げるのか、どのくらいの仕事を獲得すれば良いのかなどです。
介護業界で個人でやるなら副業からはじめるのがおすすめ
ここまで、介護業界で個人で独立する方法を紹介してきましたが、いきなり独立するのはおすすめできません。なぜならすぐにお客様を獲得するのは難しいからです。そこで、まずは副業から始めてみることをおすすめします。
副業で介護業界で独立できる仕事をこなすことで、実際に独立した後でも安定して収入を得られます。例えば、フリーランス介護福祉士として働く方法でも紹介した「カイテク」を利用すると、さまざまな事業所で仕事を募集しています。いろんな現場を経験できるので、介護技術を磨けるだけでなく、介護業界での人脈を広げるなどのメリットがあります。
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介護業界でも個人で独立して成功できる
介護業界でも個人で独立して働いている方は多くいます。他の業界と比べて、人脈を広げやすく、口コミから仕事を獲得することも可能です。そのため個人事業で独立後も、安定して収入を得ることができます。
ただし、個人事業で独立するための準備をしっかりとしていないと、失敗する確率が高くなります。介護業界で独立を考えている方は、計画して事前準備を行い、まずは副業から始めて徐々に仕事を増やしてみてはいかがでしょうか。